大塚巧藝社の成り立ち
大塚巧藝社の根底には、写真撮影があります。弊社創業者の大塚稔は、写真家でした。
明治21年長野県で生まれた大塚稔は、12歳の時に上京し写真家を目指します。大正5年29歳の時には独立し大塚写真館を開業いたします。その後、日本画家 横山大観先生との出会いをきっかけに『美術の大衆化』を目指し、大正8年に大塚巧藝社を創業します。
大塚巧藝社は、美術の大衆化を図るべく写真撮影の技術を生かし巧藝画という複製絵画の製作。日本美術院の出版物の発行。寺社仏閣の記念品製作などの仕事に発展させていきます。